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Chilizがアトレチコ・ミネイロと提携、ブラジル初のファントークンをリリース
スポーツファントークンなどを発行するChiliz(チリーズ)が、ブラジルのベロオリゾンテを本拠地とするフットボールクラブチーム「アトレチコ・ミネイロ」と提携し、ファントークンをリリースすることを発表した。
ブラジル初となるスポーツファントークン
アトレチコ・ミネイロ(Clube Atlético Mineiro)は、ブラジルのプロサッカー1部リーグ「カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA」に所属するクラブチームで、Chilizの提供する独自アプリSocios.comを通じてファントークン($ GALO)をリリースすることが決まった。
Chilizによるブラジルのクラブチームのファントークン発行は、今回が初の事例となる。
アルゼンチン代表ファントークンは販売直後にソールドアウト
同じく南米サッカーにおいては、先月発表されたアルゼンチン代表チームのファントークン($ARG)が本日12日の午前0時(日本時間)からFTO(Fan Token Offering)によって販売開始となったが、参加者は5万人にも上り、アクセス集中によるネットワーク障害でSocios.comプラットフォームがダウンする事態となった。
アプリ復帰後にFTOは再開され、1ラウンド目の40万枚が直後に完売、2ラウンド目の20万枚も2分で完売するなど、計60万枚の$ARGトークンは瞬く間にソールドアウトとなった。
Socios.comを通じたトークン販売の収益は、2021年だけでも1億5000万ドルを超えており、Chilizでは今後も南米やその他の地域への大規模な展開を進めていく考えだ。