ビットコインが大台200万円に到達!主要アルトコインも急騰
ここ数か月、年度最高値を更新しながら上昇を続けていたビットコイン(BTC)が24日21時過ぎ、200万円台の大台に到達した。
2017年末頃の暗号資産(仮想通貨)バブル以降初の200万円台の到達となる。
出典:coinmarketcap
ドルの下落による資金流入か
直近のファンダとしては、米ムニューシン財務長官が、新型コロナウイルスパンデミックに関する緊急融資プログラムの一部について、期限を延長せず年末で打ち切る方針を示したことによるドルの下落があげられ、ビットコインを初めとした主要暗号資産への資金逃避の動きによるものが一因となっていると思われる。
今後年末にかけて一度調整が入るか、そのまま過去最高値更新を目指すか、投資家の間でも議論が分かれるところではあるが、近日中に再び価格が大きく動く可能性があり、今後の値動きにも注目したい。
関連:ビットコイン(BTC)急騰の裏にはインフレ警戒の強まり示唆!?
主要アルトコインも急騰
主要アルトコインはイーサリアム(ETH)が6万4千円台、リップル(XRP)が70円台を突破し、いずれも年度最高値を大幅に更新するなど、その他アルトコインも軒並み上昇を続けている。
出典:coinmarketcap
イーサリアムは昨年1月からプレリリース版が公開され開発が進められていたEthereum 2.0の「ビーコンチェーン」ローンチが数日後に迫っている。
また、リップルはスマートコントラクト機能実装のSparkトークンの付与が12月12日に迫るなど、いずれも直近の値動きに影響する要素と見られる。