湘南ベルマーレとフィナンシェがパートナー契約!国内初のプロサッカークラブトークン発行へ
サッカーJ1リーグで活躍するプロサッカークラブ湘南ベルマーレは、ブロックチェーンを活用したクラウドファンディングサービスを提供する株式会社フィナンシェと、2021シーズンオフィシャルクラブパートナー契約を締結したことを発表した。
湘南ベルマーレは、フィナンシェが提供するブロックチェーン技術を利用した、新世代のクラウドファンディング2.0により、国内初となるプロサッカークラブトークンの発行およびクラブトークン発行型クラウドファンディングを開始する。
サポーターから集めた「湘南ベルマーレクラブトークン」の売上金は、チーム運営費用や、「サポーターとつくるスペシャルデープロジェクト」の開催費用に充てられる。
海外ではファントークンの発行が急増
湘南ベルマーレがフィナンシェを通じて発行するクラブトークンは、日本のプロサッカークラブとしては初の事例となるが、海外では既に多くのビッグクラブが新しいファンサービス・クラブ応援ツールとして導入している。
サッカー業界ではChilizやSocios.comが欧州を中心に多くの人気サッカークラブと共にサービスを提供しており、FC.バルセロナ、ユベントス、ACミラン、パリサンジェルマン、アトレティコマドリ―、AS.ローマ、ガラタサライなどがファントークンを発行しており、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceなどで取引が可能だ。
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また、フィナンシェを通じて元サッカー日本代表の本田圭佑氏がオーナーを務めるアフリカのサッカークラブ「SOLTILO Bright Stars FC」がクラブトークンを発行している。
ユーザーがトークンを保有することで、限定イベントやクラブの意思決定に投票することができるなど、チームを継続的にサポートすることが可能となり、コミュニティが成長することによりトークン自体の価値が上がる可能性もあるためクラブとファン双方にメリットが生まれる。
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このようなサービスは、今後もスポーツとビジネスの新しい形として国内でも利用されていくことが予想される。