暗号資産デビットカードBinance Card、BinanceのCEOであるCZが最初の使用へ!
10日、暗号資産(仮想通貨)取引所BinanceのCEOであるChangpeng Zhao(CZ)は、自社のツイッターで2020年4月にBinanceによって最初に発表された暗号通貨デビットカードであるBinance Cardの最初の使用をツイートした。
出典:CZ Binance Twitter
CZはツイート内において、BinanceのネイティブトークンBNBを含むトランザクションを特徴とするBinance Cardのベータテストに参加していることも同時に明らかにしました。
Binance Cardのベータテストの内容
ベータテストはAmazonのオーディオストアであるAudible、Uberの代替Grab、主要なeコマースプラットフォームであるLazadaを含む、すべてが実際に稼働しているトランザクションを対象としており、CZは実際に自己のアカウントからBNBでの支払いを完了している。
そして、Binance Cardは最終的にほぼ全ての暗号資産に対応することができると付け加えています。
拡大してゆくBinance Cardのトランザクション
Binanceの暗号化デビットカードは、フィリピンに本社を置くSwipeによって公式に供給されています。
Swipeは本年7月6日にBinanceが買収した企業であり、暗号化デビットカードプロバイダーとして強みをもっている。
Binanceは4月にBinance Cardの計画を発表しましたが、当初はSwipeの買収を計画していなかったようです。互いの強みを活かすことにより、様々なトランザクションが可能になることを期待して買収が行われました。
そして、今後共同で展開される予定のBinance CardのトランザクションリストにはGrabとAmazonが含まれているとのことです。
SwipeのCOOであるJohn Khennethは買収にあたり次のように述べました、
「BinanceとSwipeは密接に協力することにより、今後世界中のさまざまな地域で暗号化デビットカードの認知を拡大し発売を推進していく」
Binanceは、BNBを含むトークンへの採用を日々推進しています。昨日、トロンのBitTorrentはBinanceのUSDのstablecoinが追加されており、BUSDが支払いオプションとして報告されているように、BNBはすでに様々な決済プラットフォームで利用されています。