NEMの新チェーンSymbol、重大発表の詳細!スナップショット、ローンチ日程発表
暗号資産(仮想通貨)NEM(XEM)の新たなブロックチェーンSymbol(XYM)を開発するNEMグループが、Symbol 付与の利権確定日となるスナップショットの日時およびメインネットのローンチ日程を発表した。
Great news! Symbol testing is now complete and we are happy to confirm Snapshot and mainnet launch date.
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NEMグループは、「ストレステストに合格し、NEMTUSのテストでも大きな問題は見つかりませんでした。」と報告し、日本時間2021年2月23日20時頃に大きな発表があると予告していた。
今回の発表では、NEM(XEM)ホルダーが最も気になっていたスナップショットの日時とメインネットのローンチ日程が明らかになった。
- スナップショット 3月12日
- メインネットローンチ 3月15日
NEM(XEM)ホルダーはSymbolローンチ時に、XEMと1:1の割合で新たに誕生する通貨「XYM」が付与されるため注目が集まっている。
XYMを受け取るには“オプトイン(意思表示)”をする必要があり、スナップショット時に保有しているXEMの保有量に対し権利が確定するため、NEM(XEM)ホルダーにとっては非常に重要なことである。
次世代プラットフォームSymbol、ようやくローンチへ
NEM(XEM)の大型アップデートとして期待されていた次世代プラットフォームSymbolのローンチだが、度重なるローンチ日の延期を経てようやくローンチできる状態になったようだ。
Symbolは、セキュリティ強化や処理速度の向上などを目的としたネムの大型アップデートとして、2019年7月から「カタパルト」の旧名称で開発がスタートしている。
2020年12月17日にローンチが予定されていたが、コア・サーバー、テストネット・パッチ、REST+SDK、ウォレット、ノード・モニタリングなどの複数のバグ修正と検証に時間を要するため、2021年1月14日に延期。
その後もSymbolコア開発者とテストチームによって行われたストレステストにおいて、メインネットに深刻な問題が発覚、これらの解決に向けた修正とテストのために最低でも3~4週間の期間を要するとし、公式よりローンチの延期が発表されていた。
新たなブロックチェーン「Symbol(XYM)」のローンチ後も、NEMブロックチェーンである「NIS1」はこれまで通り稼働することになる。
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