韓国電子メーカー「サムスン」が独自通貨「サムスンコイン」の発行を視野に
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同メディアによると、イーサリアムベースのブロックチェーンを開発中で、現時点では社内でテスト実験の段階にある。その仕様は「プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンを混合したハイブリッド」になる可能性がある。
また、事業の方向性は決まっていないが、独自仮想通貨「Samsung Coin(サムスンコイン)」の発行も視野に入れているという。
もし、パブリックチェーンでの展開を実現すれば、「Samsung Coin(サムスンコイン)」が仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と取引される可能性も考えられる。
また、先日発表されたサムスンの新型モバイルフォンGalaxy S10では、ERC20の仮想通貨やBTCにも対応するウォレットが内蔵されている。Galaxy S10は現在、米国、カナダ、韓国の3ヶ国のみでしか販売さていない。
しかし、ウォレットの実装に加え、サムスンが進めているブロックチェーンの開発や独自通貨の発行が問題なく実現すれば、サムスン主導の仮想通貨経済圏構想が浮かび上がってくる。
余談ではあるが、サムスンは折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」というスマホ史のシンギュラリティになるかもしれない製品を4月26日発売予定でした。しかし、レビュアーが使用してすぐに「ディスプレイが壊れてしまった」と報告があり、サムスン側は「改善の余地があるので発売を延期する」として発売延期が決定した。
出典:trustedreviews.com
発売延期になってしまったものの、個性溢れる1歩先を行った挑戦をするサムスン。この巨大IT企業による仮想通貨・ブロックチェーン関連の動向には期待と注目が集まります。