本田圭佑がオーナーを務めるアフリカのサッカークラブがクラブトークンを発行!
元サッカー日本代表で、現役プロサッカー選手兼実業家である本田圭佑氏がオーナーを務める、ウガンダ共和国プロサッカーリーグ1部「SOLTILO Bright Stars FC」が、ドリーム・シェアリング・サービスを提供する株式会社FiNANCiE(フィナンシェ)の協力のもと、クラブトークンの発行および初期サポーター募集を開始した。
🎉新規オーナーデビューのお知らせ🎉
本田圭佑(@kskgroup2017 )オーナーのクラブ「SOLTILO Bright Stars FC」が日本国内向け初となるクラブトークン発行、初期サポーター募集を開始! #ドリームシェアリングクラブ https://t.co/c8XLD7NpcO @soltilo_uganda
— FiNANCiE(フィナンシェ) (@financie_jp) August 26, 2020
本田圭佑氏は次のようにコメントしている。
今回、僕らが経営するウガンダのブライトスターズがフィナンシェとコラボできるということで、大変嬉しく思っています。クラブトークンを持っていただき、正式なサポーターとしてブライトスターズの将来を一緒に応援し合える仲間を集めることが今回の目的となります。
アフリカの子供たちが夢を追える「環境」や「機会」を作る
チームを運営するSOLTILO(ソルティーロ)株式会社は、SDGsへの取り組みや、スポーツを通じた地域社会への貢献など、様々な社会貢献活動を行っている。
※ SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略。国連が掲げている持続可能な開発目標の事。
ブライトスターズもまた、将来的にサッカーを通した教育や就労支援に繋げることこそが、SOLTILOがウガンダのクラブを運営する意義であると考えており、“ウガンダをはじめとするアフリカの子供たちが夢を追える「環境」や「機会」を作る”というミッションを掲げている。
トークンエコノミーでクラブを支える未来
ヨーロッパではChiliz(チリーズ)が、FCバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマンなどのビッグクラブと提携し、ファントークンを発行している。
今回のFiNANCiEとブライトスターズも、ユーザーがトークンを保有することで、限定コミュニティや限定イベントのほか、クラブの意思決定に投票することができ、チームを継続的にサポートすることができる。
また、参加者が増え、コミュニティが成長することによりトークン自体の価値が上がる可能性があるため、クラブとファン双方にメリットが生まれ共に大きくしていくという価値の共有や関係性を築いていくことができるのではないだろうか。
近い将来、スポーツとビジネスの新しい形としてトークンエコノミーが欠かせないものとなっていくかもしれない。
※トークンエコノミーとは、「トークンという代替貨幣を用いた経済圏」のことを言う。トークンエコノミーでは、特定のサービス事業者が代替貨幣としてのトークンを発行し、それをユーザーが購入して使うことで、トークンに経済的価値が生まれ、トークンエコノミーが成立します。
FiNANCiEはスポーツクラブのトークン発行は初の試みであるという。
出典:株式会社FiNANCiE
SOLTILO Bright Stars FC(ソルティーロ・ブライトスターズ・フットボールクラブ)
出典:SOLTILO Bright Stars FC
ウガンダ共和国の首都カンパラを拠点とするSOLTILO Bright Stars FC(ブライトスターズ)は、ウガンダプレミアリーグ(1部)のクラブだ。
1997年に創立した同クラブは、2017年にSOLTILO株式会社が経営権を取得した。
難民を多く受け入れているウガンダで、難民の子ども達にも夢を追えるような環境や機会を提供できるよう、地元に愛されるクラブを目指している。