ビットコインキャッシュ、ハードフォーク完了で「BCHN」誕生!「BCHA」消滅の可能性も

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク完了で「BCHN」誕生!「BCHA」消滅の可能性も

ビットコインキャッシュ、ハードフォーク完了で「BCHN」誕生!「BCHA」消滅の可能性も

11月15日に予定されていたビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが完了した。

これによりビットコインキャッシュは2つのチェーンに分岐し、ビットコインキャッシュABC(BCHA)と、新たに誕生したビットコインキャッシュノード(BCHN)の2種類の暗号資産(仮想通貨)となった。

今回実施されたビットコインキャッシュのハードフォークは、プロトコルのアップグレードとして “マイニング報酬の8%を開発資金に充てる” という内容が盛り込まれたもので、開発者側(BCHA)とマイナー側(BCHN)の対立によりブロックチェーンが分岐する結果となった。

8%のマイナー税が課せられるとなると、承認作業を行うマイナーにとっては不利な条件となるため、当然ほとんどのマイナーがBCHNの支持を表明する結果となり、BCHAはマイナーの支持を得られていない。

分岐後初のブロックは、アントプールがBCHNのブロックチェーンをマイニングしており、その後も多くのマイナーがBCHNをマイニングしている一方で、BCHAはほぼマイニングが行われておらず、現在はBCHNがメインチェーンとなっている。

このままBCHAがマイナーの支持を得られない状況が続くことになると、BCHAのブロックチェーンは消滅してしまう可能性もある。

現在BCHを取り扱う国内暗号資産(仮想通貨)取引所は、取引や入出金の停止をするなどの対応をとっており、様子をうかがっている。

このままいけばこれまでのティッカーシンボルであるBCHは “BCHN” が受け継ぐ可能性が高い。