米SECが2つのビットコインETFの審査期限を45日間延長する事を発表|次回の期限は5月中旬頃!

米SECが2つのビットコインETFの審査期限を45日間延長する事を発表|次回の期限は5月中旬頃!

29日、米国証券取引委員会(SEC)は、今年初めに申請されている2つのビットコインの上場投資信託(ETF)の承認判断を45日間、延期する事を発表した。SECは、この発表により引き続き承認判断を検討する為に45日間を設けたが、最大で240日間かかる可能性もある。

SECは可否判断を延期する理由を、「申請を審議するより多くの時間が必要」としている

その2つのETF申請を行っているのが、「Bitwise」と「VanEck・SolidX・Cboeの3社」である。

審査期限

BitwiseのビットコインETFの審査期限:5月16日

VanEckら3社のビットコインETFの審査期限:5月21日

BitwiseのビットコインETFの審査開始日は2月11日、VanEckら3社の審査開始日は2月20日の為、当初はそれぞれ3月29日と4月6日が期限日予定だった。

あと2回、審査期限を延期する事できるが、2回全て延期された場合には、

BitwiseのビットコインETFの最終審査期限:10月13日

VanEckら3社のビットコインETFの最終審査期限:10月18日

まで延期される事になる。

VanEck社のデジタルアセットディレクターのTwitter

VanEck社のデジタルアセットディレクターGabor Gurbacs氏は24日、ETFの承認日について以下のようにツイートしている。

ETFの承認日は我々にとって重要ではない。VanEck社とSolidXはすでに、ETFのバックボーンとして必要とされる、マーケットのインフラを構築する為、多くの時間とリソースを費やしている。我々は、これを実現する為に努力を続けています。」

2017年より、SECは複数のビットコインETFの申請に対し、「市場操縦の傾向」や「不健全な資産管理」などを理由で、否決の判断を下してきている。

Bitwiseは、SECにビットコイン(BTC)市場に関する調査結果を提出しました。Bitwiseのレポートは、「60億ドルと報告されている現物ビットコインの1日あたりの取引高は、実際はその95%がフェイクである」と指摘した上で、自社のETFが残りの5%を取り扱う取引所にフォーカスしていると強調しています。

ビットコインETFが認可されれば、他の資産でETFを利用してきた機関投資家が参入し、ビットコイン市場に多額マネーが流入する事が予想される。それにより、現在弱気相場の市場にも動きと盛り上がりが期待されます。

承認期間がさらに延長される可能性は高そうだが、最終的にビットコインETF 承認が決定される事を期待し、注目していきます。