米議員団、Libra協会の本部であるスイスの規制当局への訪問!「懸念が払拭されなかった」
米下院議員のマキシン・ウォーターズらは、Libra協会の本部であるスイスの規制当局への訪問し、会談を行ったが、「Libraプロジェクトへの懸念が払拭されなかった」と声明を発表した。
その会談でマキシン・ウォーターズ議員らは、国際金融問題のための国家事務局(SIF)、連邦データ保護および情報コミッショナー(FDPIC)、金融市場監督当局(FINMA)、およびスイスの議員らと面会した。
Chairwoman @RepMaxineWaters Leads #Bipartisan Delegation to #Europe and #MiddleEast
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— Financial Svcs Cmte (@FSCDems) 2019年8月25日
「スイス政府の役人が私達と会うのに時間を費やした事を感謝していますが、私の懸念は、大規模なハイテク企業が私的に管理された代替グローバル通貨についての懸念は払拭されていない。
これらの問題、マネーロンダリング、および委員会の管轄内の他の問題を検討し、議会代表団を継続します。」
ウォーターズ議員は、先月に米議会で開かれたLibraに関する公聴会で、過去の顧客情報を巡るトラブルを指摘しFacebook主導のLibraプロジェクトに強い懸念を示していた。
そして、今回のスイス訪問でスイスの規制当局社との面会での意見交換をした結果、懸念払拭出来ず、未だにLibraに対する警戒は残った。
依然としてLibraプロジェクトを進行するには、懸念点の解消・クリアが大きく影響していくだろう。引き続き注目が集まります。