米大手デリバティブ取引所CMEがBTCオプション取引を開始!
シカゴを拠点としビットコイン先物を提供している米大手デリバティブ取引所CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が、13日ビットコイン先物のオプション取引を開始した。
CMEは2017年12月からビットコイン先物を導入しており、取引高は一日平均6,400契約、(約31850BTC相当)もの実績があり、機関投資家等のビットコインデリバティブ商品に対する顧客の需要の高まりに応えた形となった。
ビットコインのデータ分析会社skewによると、13日初日の取引高は55コントラクト(275BTC相当)となっている。
Looks like 55 contracts went through on CME’s BTC Options first day of trading, approx. $2.3mln notional.
100% were Calls.
Source: CME (preliminary estimates) pic.twitter.com/M7StLOApom
— skew (@skewdotcom) 2020年1月13日
また、skewの分析によると、13日時点で昨年に先物オプション取引の提供を開始したICE子会社のBakktやLedgerXの出来高を超えています。
出典:skew
ビットコインの先物オプション取引については、機関投資家等からのニーズが高いことを背景に、現在Deribit, Bakkt, FTX, CME, LedgerX, OKEx, Binance JEXの7社がサービスをローンチ、BitMEX, BitFinexの2社が参入を決定するなど、提供する取引所が増加しているが、一部では主要な仮想通貨のスポット価格に悪影響を及ぼす可能性もあるとの見方もある。