米国で「Facebook Pay」の提供開始!アプリ間で決済をより簡単に!
12日、米Facebookは新たな決済サービス「Facebook Pay」を米国のFacebookとFacebook Messengerで提供開始したと発表した。将来的にはInstagramとWhatsAppでも利用できるようにし、提供地域も拡大する予定だという。
同社のすべてのアプリの間でより簡単に決済を管理できるようにすることを計画。Facebook Payのウェブサイトによると、それらすべてのアプリにおける自分の決済履歴が1カ所で確認できるようになるという。
Facebookにはこれまでも、デビットカードやPayPalを使用し、支払いや個人間送金機能がありましたが、「Facebook Pay」はこれを拡張したものとなる。多くの主要なクレジットカードやデビットカード、PayPalをサポートしているとのこと。
また、Facebookが主導する仮想通貨LibraのウォレットアプリCalibraとは別物だと強調しています。
支払いのセキュリティと保護
Libraの際にも問題視されている個人情報の流出の件について、Facebook Payでも不安視されるが、この点については、クレジットカード番号や銀行口座番号を暗号化および保存をし、システムで不正防止の監視を実施しているという。
また、PINやタッチやフェイスID認識などのデバイスの生体認証を使用してセキュリティを強化できるとの事。
Facebookは今年の3月頃にFacebook社内で一部ユーザーのパスワードが平文のまま何年も保存され、同社の従業員が検索できる状態になっていた事が報道されたが、同じような事が繰り返されない事を期待したい。