仮想通貨TRONのCEO、ウォーレン・バフェット氏との昼食の権利を購入|5億円

仮想通貨TRONのCEO、ウォーレン・バフェット氏との昼食の権利を購入|5億円

仮想通貨TRONのCEO、ウォーレン・バフェット氏との昼食の権利を購入

仮想通貨TRONのCEOであるジャスティン・サン氏が、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏と昼食会を共にする権利をeBayチャリティオークションで落札した事が明らかになった。

バフェット氏と昼食会を共にする権利を獲得できるeBayチャリティオークションは、2000年から毎年行っており、これまで数多くの著名投資家たちが巨額の価格で同権利を落札してきている。

そして、今年の落札額は456万7888ドル(約5億円)とされており、これまでの最高額の345万6789ドル(約4億円)を大幅に更新し、過去最高の落札額となった。

落札者はニューヨーク市内の老舗ステーキハウスでの昼食会に友人を7人まで招待できる。サン氏は仮想通貨を支える技術「ブロックチェーン」業界のリーダーを招く考えを示した。

ロイターによると、これに対しバフェット氏は声明を以下のように発表しているという。

「ジャスティン君が昼食会参加権を獲得した事を喜んでいる。彼と、彼の友人らと会うのを楽しみにしている。良い時間となるだろう」

バフェット氏は、以前からビットコインに否定的な見解をみせている。「ビットコインは殺鼠剤の二乗「ビットコインは本質的には価値がなく、基本的に妄想に過ぎない」「蜃気楼」「通貨ではない」「チューリップ(チューリップ・バブルを揶揄)」などコメントを残している。

その一方でビットコインを支える技術の一つであるブロックチェーンの有用性は認めている。

今回の昼食会でジャスティン・サン氏との会話内容はもちろん、何よりビットコインに否定的なバフェット氏が昼食会後に仮想通貨への見解の変化をもたらす事ができるのかに大きな注目が集まります。

また、オークションから得られた全ての収益は、サンフランシスコに拠点を置く非営利団体GLIDE財団に寄付される。

GLIDEのCEO兼社長であるKaren Hanrahan氏は、「サン氏によって貢献された入札額は、ホームレス、中毒、飢餓、社会的孤立などの障壁を乗り越え、最大限の可能性を引き出す為に100%が使われる」と述べている。