仮想通貨トロンが、匿名トランザクションによるプライバシー保護技術を展開!

仮想通貨トロンが、匿名トランザクションによるプライバシー保護技術を展開!

仮想通貨トロンが、匿名トランザクションによるプライバシー保護技術を展開!

仮想通貨トロン(TRX)を設立、管理しているトロン財団は、ブロックチェーンの匿名化に取り組んでいるTRONエコシステムのコミュニティ開発者であるTRONZチームが、MPC(Multi-Party Computation)を用いた匿名トランザクションのテストネット上での展開を完了し、間もなくメインネット上でもリリースすることを発表した。

MPCは、別々の当事者が相互に開示することなく、入力に対して共同計算を実行できるようにすることで、データのセキュリティとプライバシーを保護する。各計算参加者のみが計算結果にアクセスできるため、共同計算参加者間の信頼が失われるという問題が解決されます。

TRONZチームは、世界的に有名な大学の暗号学とコンピューターサイエンスの修士号または博士号を取得した経験豊富なTRONコミュニティ開発者で構成されており、Zcash(ZEC)のコアプライバシーテクノロジーであるZk-SNARKをTronブロックチェーンに統合することにより、「より公平で信頼性の高いパラメーター」を提供することを目指している。

チームの最終目標としては、「スマートコントラクトのプライベートデータを保護するための、トロンスマートコントラクトのプライバシー保護プロトコルの実現」、「普遍的なゼロ知識証明ベースのプラットフォーム(zk-SNARK)を構築し、トロン開発者がゼロ知識証明ベースのアプリケーションを迅速に展開できるようにする」、「プライベートコンピューティング向けのブロックチェーンベースのMPCソリューションを提供」となる。

トロン財団は、プロジェクトについて以下のように説明している。

「このプロジェクトにより開発されたプライバシープロトコルは、ブロックチェーンテクノロジーの最高峰であり、歴史に大きな奇跡をもたらすことになる。200人規模の世界最大のプロジェクト参加者数を目指しており、これによってギネスの世界新記録を樹立するだろう。」