フェイスブック、新たな金融サービス企業「Libra Networks」を設立|スイス
今月2日にフェイスブックが、新たな金融サービス企業「Libra Networks」を、スイスのジュネーブで商業登記していた事が明らかになったと18日、ロイター通信が報じた。しかし、同社はこのことについて正式にコメントは発表していない。
フェイスブックは、以前から「独自仮想通貨の開発を進めている」として注目を集めており、今月3日には開発プロジェクトが「Libra」という名で進められている事や「Libra」の商標登録の権利を獲得した事などが報じられている。
今回新たな金融企業サービス「Libra Networks」は、公開されている公式の申請書によると投資、支払い、資金調達、アイデンティティ管理、分析、ビッグデータ、ブロックチェーンおよびその他のテクノロジに焦点を当てているという。ブロックチェーンにも焦点がある事から「Libra」との関係性があると見られます。
フェイスブックが開発している独自仮想通貨は米ドルにペグされるステーブルコインと報じられており、自社のメッセージサービスWhatsAppで送金に使えるとされています。
その独自のステーブルコインを利用した決済システムのローンチを目指しており、VISA、MasterCardといった大手決済企業と共同でのプロジェクトを進めていると報じられている。
世界中で20億人以上のユーザーが使用する大手ソーシャルメディアFacebookの独自通貨が実装されればインターネット通販で最も利用される可能性があると伝えられています。
今後、徐々に新しい情報が明らかになる事が予想され、その最新の動向には仮想通貨業界だけではなくSNS業界でも注目が集まってます。