ビットコイン半減期への関心高まりGoogle検索急増、今後価格に影響か?

ビットコイン半減期への関心高まりGoogle検索急増、今後価格に影響か?

ビットコイン半減期への関心高まりGoogle検索急増、今後価格に影響か?

3度目の半減期が間近に迫ったビットコインだが、ここにきてより一層の関心の高まりを見せている。

ノルウェーに所在し、暗号通貨の分析やコンサルティングを行っているArcane Researchのレポートによると、このトピックへの関心がGoogle検索で急増している。

Googleのトレンド機能によると、2016年の前回の半減期以降では、昨年12月頃から実に2倍近くに達する。

出典:Arcane Research

Arcane Researchによると、Google検索の数が急増していることについて、2020年に価格が高騰する潜在的な触媒として、半減期がより大きな公共の関心を集めている兆候であり、価格に対する影響の大きさにかかわらず、話題性によって新しい人々にも認識の広がりを見せている。

また、ストック対フローモデル(一年間の新規供給量に対する現在の備蓄量で計る希少性)に着目すると、2019年を通じて勢いを増して徐々に増加しており、半減期を迎えることでより大きく増加することなる。これによりビットコインが金(ゴールド)に代わるデジタル資産になり得るのか議論が分かれている。

ビットコインの半減期は約4年(210,000ブロック生成)ごとに訪れ、都度マイニングによるブロック報酬が半減され、発行総量を制御することでインフレを防ぐ仕組みとなっているが、過去2012年11月28日、2016年7月9日に訪れた半減期の際はいずれも価格が上昇しており、2017年には約13倍にまで価格が急上昇している。

今後もビットコインの値動きに注目が集まる。