ビットコインの価格が150万円に!その後、一時暴落した背景とは?
時価総額ランキング1位のビットコイン(BTC)の価格はここ数日の間で急上昇を続けている。再度「100万円」という日本での節目の数字を通過し、世界的節目の数字とも言える「10,000ドル(約107万)」を越えたあたりから勢いは増しており、本日27日の午前5時頃にはビットコインの価格が150万円近くまで達している。
その後、一時的に約25万円ほどの暴落があり、その上昇と急落の要因の1つに米国を中心に「ETF承認のフェイクニュース」がTwitterにて拡散された事が影響しているという。
日本時間の27日午前1時50分頃にツイートされ、その時間帯からビットコインの価格はさらに高騰しました。そして、そのツイート情報がフェイク(誤報)と発覚後には反動で価格は一気に暴落へという流れになった。
ビットコインのETFの承認は仮想通貨市場への影響でもっとも注目されるファンダメンタルズ要因であり、また発信源となるユーザー名「CRYPTO BITLORD」はフォロワー数は10万以上のインフルエンサーであった。
その為、ツイートの拡散力高く、現段階(27日16時時点)で700リツイート・3,500いいね以上がされており、多くの人達がETF承認を信じてしまった事だろう。
The Bitcoin ETF has been Approved
— CRYPTO BITLORD (@Crypto_Bitlord) 2019年6月26日
フェイクニュースを信じて高値でビットコインを手にした人は、25万円幅の下落で痛手を負った人も少なくないのではないでしょうか。
ツイートのコメント欄には「嘘つき」「詐欺」などの怒りのコメントも挙げられている。さすがにジョークとしては、行き過ぎた一件となっています。
また、ビットコインの暴落要因として米国最大の仮想通貨取引所Coinbaseが同日、同プラットフォームが正常に作動しなくなるアクセス問題が発生し、一時的にビットコインが暴落した事も挙げられている。
その後、再び買い支えがありビットコインの価格はと現在約135万円を推移している。
ここ数日、「仮想通貨バブル」と呼ばれている2017年の価格上昇を彷彿させる勢いで上昇している為、今後ビットコイン含めアルトコインの動向にも注目が集まります。