自称「サトシ・ナカモト」のクレイグ・ライト氏が英国の仮想通貨ポッドキャスターを名誉毀損で訴える!

自称「サトシ・ナカモト」のクレイグ・ライト氏が英国の仮想通貨ポッドキャスターを名誉毀損で訴える!

自称サトシ・ナカモトのクレイグ・ライト氏が英国の仮想通貨ポッドキャスターを名誉毀損で訴える

Bitcoin SV陣営の代表的存在であり、Bitcoinの生みの親「サトシ・ナカモト」だと主張するクレイグ・ライト(Craig Wright)氏が英国の仮想通貨ポッドキャスターのピーター・マコーマック(Peter McCormack)氏を名誉毀損で訴えた事が18日、マコーマック氏の自身のTwitterで明らかになった。

訴状は、ピーター・マコーマック氏はクレイグ・ライト氏が詐欺師であり「サトシ・ナカモト」だと嘘をついていると非難しているとし、名誉毀損で10万ポンド(約1450万円)の賠償金を支払うように求めている事もTwitter上で明かしている。また、クレイグ・ライト氏の代理人がマコーマック氏に対して直接、訴状を送ったとの事。

ここ最近で仮想通貨業界ではクレイグ・ライト氏が話題となっている。

クレイグ・ライト氏が自称「サトシ・ナカモト」と主張する事により、業界の著名人が同氏を「詐欺師」呼ばわりしたとして、クレイグ・ライト氏の主張を支持する者からは、「Craig Wright氏がサトシ・ナカモトである事を否定するすべての人を訴訟を起こしている」と発表された。

そこで、世界最大手取引所「Binance」のCEOであるCZ氏はWright氏の度を超えた行為に対して、怒りが生む負の連鎖を断ち切る為に、我慢の限界を示したのか、同取引所で取り扱っているBSVの上場廃止を決定した。

それを追う形で仮想通貨取引所「Kraken」や「ShapeShift」の大手取引所もBSVの上場廃止を決定している。

また、CoinGeek (コインギーク)創業者であり、Bitcoin SVを支持している事でも有名なカルビン・アイアー(Calvin Ayre)氏は自身のTwitterで、「非常に幼稚で腐敗している。」とこの騒動を批判していた。

この騒動には賛否両論あるが、これが続く事によりBitcoin SV(BSV)の価格に影響を及ぼしているのは確かで、今後クレイグ・ライト氏含め、仮想通貨取引所業界でいつ、どのような形で終幕を迎えるのか、目が離せません。

現在(2019年4月21日時点)は、時価総額ランキングで14位に位置づけている。