サムスン社、新型モバイル「Glaxy S10」に仮想通貨16銘柄搭載が判明
大手携帯メーカーであるサムスンが今年発表した新型モバイルフォン「Glaxy S10」にデフォルトで搭載予定の仮想通貨が16銘柄に達する事が大手取引所BinanceのCEOであるCZ氏のツイートにより明らかになった。
このツイートは本来、Binanceが提供するネイティブ通貨Binance coin(BNB)が搭載された事を報告するツイートで、その他一部の銘柄も画像に確認できる。
Humbled to see #BNB supported by the new Galaxy S10, one of the 16 coins supported by default! #UseBNB pic.twitter.com/fjdY5c00r0
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年4月7日
「新型「Glaxy S10」に搭載される16銘柄の中の一つに選ばれたことを光栄に思います」
上記のTwitter画像の内容から搭載される銘柄は16種類、そして、
- Pundi X(NPXS)
- Binance coin(BNB)
- Cosmo Coin(COSM)
- OmiseGo(OMG)
- Populous(PPT)
- 0x(ZRX)
の5銘柄が明らかになりました。上記の銘柄の共通点としてERC20トークンである事がわかります。その他、Ethereum(ETH)やEnjin Coin(ENJ)も搭載予定と今年2月25日にスペイン・バルセロナで開催されたMWCカンファレンスで発表されている。
その際にBitcoin(BTC)もサポートされる予定ですが、初期段階でサポートされるかは、まだ不明となっています。
また、今回のサムスン新型「Glaxy S10」に仮想通貨ウォレットが搭載されているのは、米国、カナダ、韓国の3ヶ国のみでしか販売していないようです。
Galaxy S10のセキュリテイが弱い?
セキュリティ研究者の「darkshark」と名乗る人物が投稿したビデオでは、Galaxy S10の指紋認証を突破されている。
スマホで指紋写真撮り、Photshopで編集、3Dプリンターでプリントした指紋モデルを使って、超音波式指紋認証センサーのセキュリティ突破した事が明らかになった。その時間13分程度。
darkshark氏は動画を挙げた上で以下の様に警告している。
私が誰かのスマホを盗んだ場合、彼らの指紋はすでにスマホに残っています。私は、このプロセス全体を3分以内で実行する事ができ、遠隔操作で3Dプリントを開始して、3Dプリントにたどり着くまでに完了するようにすることができます。
サムスン側が今後のどうのような対策に向かうのか注目していきたいと思います。