国内初!SBI証券一般投資家向けSTO実施へ

国内初!SBI証券一般投資家向けSTO実施へ

国内初!SBI証券一般投資家向けSTO実施へ

オンライン証券事業を中核とする株式会社SBI証券は19日、4月20日より国内初となる一般投資家向けSTO(Security Token Offering/セキュリティ・トークン・オファリング)を実施することを発表した。

発表によるとこのSTOは、SBI証券が発行体となる「社債型セキュリティトークン」を、顧客に対し同社自らが取得勧誘を行い割当てる、公募の自己募集型のSTOであるという。

STO(Security Token Offering/セキュリティ・トークン・オファリング)とは
STO(Security Token Offering)とは、資金調達をしたいプロジェクトがセキュリティトークン(デジタル証券)と呼ばれる独自の通貨を発行し、適格投資家に販売し資金を集める資金調達の仕組み。

このデジタル社債は、野村ホールディングスと野村総合研究所のJVである株式会社BOOSTRYが主導するブロックチェーンコンソーシアム「ibet for Fin」が発行および管理を行うものとし、発行、期中管理、償還といった業務プロセスを従来の証券保管振替機構での管理に代わり、電子的方法で完結させるという。

募集期間は4月20日~4月26日、デジタル社債発行は27日となっている。

なお、今回SBI証券が発行するデジタル社債には保有額に応じた数量の暗号資産リップル(XRP)が付与される特典がついている。