『Weekly Round Up』仮想通貨対応を発表したPayPalのユーザー数と店舗数は?

『Weekly Round Up』仮想通貨対応を発表したPayPalのユーザー数と店舗数は?

『Weekly Round Up』仮想通貨対応を発表したPayPalのユーザー数と店舗数は?

本日のOverbit Weekly Roundupでは、まず誰もが興味を持っているテーマについて取り上げます。

10月21日(水)ビットコインは8%近く急上昇し、13,250ドルに達しました。これは、BTCUSDでは2019年7月にさかのぼる1年以上で最高値です。

いつもこの規模のビットコインの動きがある時は大きなニュースリリースがあり、それは今回も例にもれずです。

世界最大の支払い処理業者の1つであるPayPalは、ユーザーが仮想通貨を購入、販売、保持できるようになると発表しました。

サービス開始当初は取り扱いをビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュに限定しています。

このニュースはSquareの関連サービスであるCashAppの仮想通貨サービスが最初に開始されたニュースに匹敵します。現在Squareで日を追う毎に仮想通貨決済ボリュームが増えているように、PayPalと仮想通貨の関係は今後大きく進化していくと、我々は想像しています。

伝えられるところによると、PayPalには3億4600万人のアクティブな顧客がおり、2020年の第2四半期だけで2220億ドル近くの支払いを処理しています。その上、PayPalには約2600万のマーチャントが支払い処理にサービスを使用しています。

米国の有名投資家であり、熱心なビットコイン狂信者であるマイケル・ノボグラッツ氏が言ったように、これは「今年の暗号における最大のニュース」です。

これまで我々が継続的に伝えてきている通り、主要なテーマは企業によるブロックチェーン技術の採用です。

10億ドル規模の企業が続々とその仮想通貨経済圏の輪の中に帽子を投げ入れているようです。

次のビットコインの史上最高値が出るのは時間の問題であって、現実的であるように見えます。

米ドル指数の下落

このビットコインの上昇と同じ日に、米ドルインデックスはほぼ1ヶ月間の暴落を続けています。チャートを見てみると、DXYは92.60付近で上値の牽引力を集めることができていません。

世界的な経済環境の不確実性、特に米国自体の不確実性が米ドルに圧力をかけ続けているようです。

一番の懸念は米国の景気回復にあるようで、FOMCのラエル・ブレイナード議長は、米国の景気回復は不確実で不均一な状態が続いていると述べています。

議員や政策立案者は、景気刺激策の交渉で何らかのコンセンサスを得ようと必死になっています。しかし、大統領選挙が数週間後に迫っている今、トレーダーや投資家が、米国がこのような短期間で超党派の大規模な合意に達することに賭けるのは賢明ではないでしょう。

結局のところ、今週の大きな収穫は、米ドルとビットコインの間の逆相関関係が続いているということです。

私たちはこのトピックについて何度も伝えていますが、特に仮想通貨のトレーダーや投資家はこの傾向がどれほど重要であるかを常に再認識する必要があります。

世界の経済情勢は常に変化し、複雑に成長しています。これが市場でのプレーが非常に難しい理由です。ビットコイン-ドル間の現在の相関関係のような繰り返し発生する傾向を見つけることはトレーダーの夢とも言えます。

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