時価総額1兆ドルに到達したビットコインが次に目指すところ
2月19日(金)ビットコイン価格が5万3650ドルを突破し、時価総額が1兆ドルの抵抗線を超え、世界で6番目に価値の高い資産となりました。
このような大きなハードルをクリアしたことで、ビットコイナーの中には他の資産との比較を行い、次に追い越す資産を予測する人もいます。ビットコインをアップルの台頭と比較する人もいますが、アップルが1兆ドルに到達するまでに42年近くかかっています。
しかし、アップルが2兆ドルに到達したのはわずか26ヶ月後のことで、ビットコインも同じ軌跡をたどることを期待している人もいます。著名なソフトウェア開発者のジェイムソン・ロップ氏はツイッターで「最初の1兆が最も難しい」とツイートしました。また、ビットコインの有名なストック・トゥ・フロー(S2F)モデルの提唱者であるプランBは「時価総額1兆ドルまで一直線。ビットコインは次は金(10兆ドル)を狙う」とツイートしています。
ビットコインの将来をどこに見据えるかに関わらず、その時価総額が最初の1兆ドルのハードルをクリアしたことの意義を認識しないわけにはいきません。ブロックチェーンのエコシステムは成長と発展を続けていますが、振り返ってみると、この最初の1兆ドルは仮想通貨のタイムライン上でのマイルストーンになることは間違いありません。匿名のメーリングリスト上でのアイデアが今や世界中の富豪が投資している一つの投資商品となっています。
イーロンマスク氏が「ビットコイン・イーサリアムの現在価格は高い」と語る
イーロンマスク氏のツイートがミームコインであるドージコインの時価総額を100億ドルに上げることになりましたが、ビットコインとイーサリアムの価格が「高い」と警告するツイートを行いました。
An email saying you have gold is not the same as having gold. You might as well have crypto.
Money is just data that allows us to avoid the inconvenience of barter.
That data, like all data, is subject to latency & error. The system will evolve to that which minimizes both.
— Elon Musk (@elonmusk) February 20, 2021
ビットコインの価格は過去12ヶ月でほぼ500%上昇し、これはマスク氏の仮想通貨に関するツイートとテスラのビットコイン大量買い付けを起因とする部分も多くあります。
先週初め、マスク氏はブルームバーグのインタビューに応じ「テスラの行動は私の意見を直接反映したものではない」とテスラの15億ドルのビットコイン買い付けから距離を置こうとしていましたが、ツイッターでは「現金より流動性が少ないビットコインを持つことは、S&P500企業にとって十分に冒険的である」とつぶやきました。
世界でも影響力のある人々がビットコインへの投資を倍増していることは簡単にわかりますが、相場が強気である間はリスク管理が重要です。最新情報の取得・安全な資金管理はOverbit.comで。
リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。