ビットコイン今後数か月で200%上昇の可能性!過去データからクラーケンが分析

ビットコイン今後数か月で200%上昇の可能性!過去データからクラーケンが分析

ビットコイン今後数か月で200%上昇の可能性!過去データからクラーケンが分析

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(kraken)の研究専門家チームKraken Intelligence(クラーケン インテリジェンス)は10日、2020年7月のビットコインボラティリティについてのレポートを発表し、ビットコイン(BTC)価格が今後数か月で大幅に上昇可能性があるとの見解を示した。

クラーケンインテリジェンスは、重要なポイントとして以下の分析結果を公表した。

  • 7月27日~7月31日の+14.5%の反発で、強いレジスタンスラインとして機能していた10,500ドルを抜け、11,000ドルを突破したことで、取引量は110億ドルを超え、年間のボラティリティは45%であった。
  • コロナウィルス感染症による世界経済の悪化に対する懸念と安全資産へのシフトにより、ビットコインは金との30日間の相関が7月2日に過去10か月の最低となる-0.66から、7月31日には過去1年の最高値である0.93のへと反転した。
  • 米通貨監督庁(OCC)が、米貯蓄貸付組合および国民貯蓄銀行に対し仮想通貨のカストディサービスなどの取り扱いを承認したことで、金が史上最高値を記録し、ビットコインの優位性が1年ぶりの低水準に落ちたが、7月全体では 24%上昇した。

ビットコイン価格が50%~200%上昇の可能性

7月下旬にビットコインは、2017年末頃からのおよそ2年半以上にも及ぶ巨大なペナントを上抜けし、重要なレジスタンスライン10,500ドルを突破した。

現在は、11,600ドル付近で落ち着いており10,500ドルをサポートラインとして上昇傾向とみられている。

また、クラーケンインテリジェンスは、ビットコインの年間ボラティリティが7月24日に23%まで低下したことを指摘。

15%~30%の間で底をついた過去12回のケースでは、平均して140%に上昇していることから、ビットコイン価格は今後数か月で50%~ 200%上昇し、ボラティリティは100%を超える可能性があるという。

さらに、8月はビットコインの歴史上3番目に変動が激しい月であると指摘する。

9年間の平均年間ボラティリティは88%であることから、このパターンが当てはまる場合、ボラティリティは来月も上昇傾向が続くと予想している。