仮想通貨の半減期には、通貨価格が上がる傾向がある事をご存知でしょうか。
ビットコインを含め複数の仮想通貨には、4年に一度訪れる「半減期」と呼ばれるマイニング報酬が半分になる時期が存在します。半減期を迎えると、報酬額が減る為にマイニングする人も減少します。すると仮想通貨の供給量も減っていくのでの仮想通貨の希少性が高まるという事になります。
そして、今回この記事では、半減期のシステムを備えている通貨の中から仮想通貨Litecoin(ライトコイン/LTC)をピックアップしてLitecoinの半減期ついてご紹介していきます。
Litecoin(ライトコイン/LTC)の半減期 価格変動
仮想通貨Litecoinは、2015年8月に1回目となる半減期を迎えています。その際にはマイニング報酬が50LTCから25LTCにひきさげられ、半減期が近づくにつれて一時価格が3倍ほどに価格が高騰しました。
半減期に伴い、あらかじめ購入する人が増えたと考えられます。半減期終了後はしばらく1LTC=約300円から400円を前後するチャートになっています。
それから、4年後の2019年8月初旬にLitecoinは半減期を迎える事になります。その際にはマイニング報酬が25LTCから12.5LTCに引き下げられる予定です。
昨年2018年1月から続いていた下降トレンドを2月8日の大幅上昇で抜ける展開となり、仮想通貨Litecoin(LTC)の相場に復調の兆しが見えてきました。その、大きな要因の1つとして「Litecoinの2019年8月の半減期」というものがあります。
2015年8月の1回目半減期でもわかるように、世間的には「半減期には価格は上がる」という認識があり、早めに価格変動が始動している。
半減期を意識している人達は、半減期前にLitecoinを仕込み、半減期直前に利益を確定させる動きが予想される。その後、半減期後には価格は下落する事も過去の動きから予想が立つ。
今回も半減期の6ヶ月前から高騰する形となり、半減期前までは上昇する確立が高いと考えられます。ただ、半減期前に下落する可能性があるので、そこだけは注意しなくてはいけせん。
また、2023年8月頃には3回目となる半減期が来る事から、今回2回目のLitecoinの半減期の価格動向には注目が集まります。
半減期通貨一覧
今回紹介したLitecoin以外の認知度の高い仮想通貨で半減期を今後迎える通貨は以下ようになります。
次回半減期日程:2020年5月予想報酬内容:12.5BTC→6.25BTCに減少
次回半減期日程:2021年8月予想報酬内容:12.5BCH→6.25BCHに減少
次回半減期日程:2018年11月予想報酬内容:4LSK→3LSKに減少
次回半減期日程:2020年10月予想報酬内容:12.5ZEC→6.25ZECに減少