ソフトバンク、仮想空間アプリ「ZEPETO」に1.5億ドル出資
ソフトバンクが出資する投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)」が、仮想空間アプリ「ZEPETO」に1.5億ドル(約170億円)を出資することが報じられた。
自分そっくりのアバターを仮想空間で
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、テクノロジーに特化した成長企業への投資を通じてAI革命などを推進するSVF2が、3Dアバターを用いたメタバースプラットフォームであるZEPETOに1.5億ドル(約170億円)を出資する。
ZEPETOは、韓国企業NAVER Z Corporationが提供する仮想空間アプリで、ユーザーが自分そっくりのアバターを作成したり、有名ブランドとのコラボレーションによるファッション性の高いアイテムなどに着せ替えて楽しむことができる。
また、韓国出身のアイドルグループBTSとの提携などにより、若い女性を中心に人気が高まっている。
有名ブランドとも提携
現在までにディオール、グッチ、クリスチャンルブタンなどのファッションブランドや、アディダスなどの有名ブランドと提携した衣料品アイテムなどを販売しており、最近のNFTやメタバースの急速な発展のもと、今後もユーザーを拡大していきたい考えだ。
大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックでは、先月9日より人気NFTアートCryptoPunks(クリプトパンク)の新プロジェクトMeebits(ミービッツ)の取扱を開始するなど、国内でもNFT、メタバース人気は高まっており、今後も注目したい。