WordPress、イーサリアムのコンテンツにタイムスタンプ付与のプラグインを追加
ブロックチェーンテクノロジーによる著作権保護などの開発を行うWordProofが、世界で圧倒的な人気とシェアを誇るブログソフトウェアWordPressで、イーサリアムによるコンテンツについてタイムスタンプを付与できる機能を追加したことを発表した。
タイムスタンプ機能による著作権保護
10月22日から23日にかけて開催されたブロックチェーンイベントBlockDown 2020で発表が行われたもので、WordPress のプラグインWordProof Timestampを利用して、顧客がイーサリアムブロックチェーンのコンテンツにタイムスタンプを付与することができるようになっと発表された。
WordProofは、タイムスタンプエコシステムを展開するために、サイトの所有者（発行者、eコマースのWebサイト、企業）、広告主、ビッグテック、政策立案者など、複数の利害関係者の協力の必要性を強調しており、とりまとめの一環として今回イーサリアムのサポートを追加したとのことだ。
これについてWordProofの製品責任者であるJelle van der Schoot氏は、次のようにコメントしている。
「WordProofでは、すべてのコンテンツ管理システムとeコマースプラットフォームで使用できる最もユーザーフレンドリーなタイムスタンプツールになることをお約束します。イーサリアムのサポートを追加することは、この目標を達成するための重要なステップを示します。」
WordPress上に誰でもDEXを追加できるプラグイン
現在WordPressのようなコンテンツ管理システム（CMS）を使ったwebサイトの60％超がWordPressを利用しているといわれており、ブロックチェーンや暗号資産（仮想通貨）に関するプラグインも増え始めている。
4月には、ブロックチェーン開発のスタートアップDraper Goren Holm（ドレイパー・ゴーレン・ホルム）が、WordPressのwebサイト上に分散型暗号資産貨取引所（DEX）を追加できるプラグインWordPress Cryptocurrency Exchangeをリリースした。