Volvo Cars、バッテリーのトレーサビリティを目的としブロックチェーン技術会社サーキュラーに投資! 

Volvo Cars、バッテリーのトレーサビリティを目的としブロックチェーン技術会社サーキュラーに投資! 

Volvo Cars、バッテリーのトレーサビリティを目的としブロックチェーン技術会社サーキュラーに投資!

8日、Volvo Carsは同社のベンチャーキャピタル投資部門であるVolvo Cars Tech Fundを通じて、ブロックチェーンテクノロジー企業であるCirculor(サーキュラー)に投資を行ったことを発表した

Volvo CarsとCirculorは、電気自動車のバッテリーに使用されているコバルトのトレーサビリティを高めるために、近年業務提携を行い、ブロックチェーン技術の実装に協力しています。

業務提携によりもたらされるシナジー効果 

現在、Circulorのブロックチェーン技術はVolvo Carsのバッテリーサプライチェーン全体で使用されており、Volvo自動車XC40 Recharge P8で使用されているコバルトの100%トレーサビリティを達成している。

Volvo CarsによるCirculorへの今回の投資により、バッテリーサプライチェーンを目的としていた両社の関係は、コバルトを超えて焦点を拡大することができます。

たとえば、電気Volvosのバッテリーパックの絶縁材料として使用される鉱物である雲母のトレーサビリティの向上を検討することにより、ボルボ・カーズとサーキュラーは、CO2フットプリントの追跡と削減など、ブロックチェーン技術の協力を他の分野に拡大する可能性についても調査しており、サーキュラーが自動車およびその他の業界における倫理的な調達の基準を設定できるようにしています。

Volvo Carsの最高調達責任者であるMartina Buchhauser氏は次のように述べています

 「我々はマテリアルのサプライチェーンの倫理化に取り組んでおり、今回のCirculorとのパートナーシップはその点で大変重要です。Circulorが取り組んでいる技術開発をサポートすることにより、当社の事業におけるブロックチェーン技術の導入をより拡大することができ、さらに倫理感を備えた持続可能なビジネスに貢献することができます。」

昨今ブロックチェーンテクノロジーが農業、製造、医薬品開発、食品生産など様々なサプライチェーンで利用されており、トレーサビリティによる自社ブランドの商品力を維持する取り組みなども増えてきており、今後も幅広い分野での活躍が期待される。