ブイキューブとアステリアがバーチャル株主総会を推進!ブロックチェーン議決権行使を採用

ブイキューブとアステリアがバーチャル株主総会を推進!ブロックチェーン議決権行使を採用

ブイキューブとアステリアがバーチャル株主総会を推進!ブロックチェーン議決権行使を採用

Web会議サービスを提供する株式会社ブイキューブと、ソフトウェア開発・販売などを手掛けるアステリア株式会社が協業し、急速な需要拡大が見込まれる「バーチャル株主総会」の緊急オンラインセミナーを4月22日に開催することを発表した

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染予防対策として経済産業省が推進している「バーチャル株主総会」は、インターネットを通じて参加ができる株主総会であるため、急速に需要が拡大していくとみられている。

緊急事態宣言が全都道府県に拡大し、外出自粛をはじめ、さまざまな行動が制約される中、多くの株主の参加が求められる株主総会は株式会社の最高議決機関であり、この相反するニーズを満たすのが、インターネットを通じて株主総会への出席することが可能なバーチャル株主総会です。

出典:株式会社ブイキューブ・アステリア株式会社

ブイキューブは株主総会のライブ配信の実現のため、ライブ配信システムの提供のみならず、配信スタッフの派遣や機材の手配、配信サポートまでを行う「SCP(Shareholders meeting Contingency Plan)」を提供しているが、現状では株主総会の議決権行使におけるセキュリティの面での課題が残っているという。

一方アステリアは「ブロックチェーン議決権行使」を2019年から株主総会で適用し、セキュリティと透明性の高いオンライン議決権行使が可能となるソリューションを提供している。

両社の協業から生まれるサービスのインテグレーションによって、全ての上場企業およそ3,700社の株主総会の支援を拡大すると説明されている。

こうした背景に基づき、経済産業省が立ち上げた「新時代の株主総会プロセスの在り方研究会」での議論を重ねてきたという。

「新時代の株主総会プロセスの在り方研究会」は、2月に「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド」、4月には新型コロナウイルス感染予防を視野に入れたガイドラインが提示されている。

「バーチャル株主総会」が普及することにより、多くの株主に経営者側の方針を届けることができるだけでなく、遠隔地に住む株主の参加も容易になるため、なかなか参加が難しかった株主も、意見を述べることができるようになるなど、株主総会の在り方そのものが変わってくるのではないでしょうか。