スクエニがブロックチェーンゲームへの本格参入を検討

スクエニがブロックチェーンゲームへの本格参入を検討

スクエニがブロックチェーンゲームへの本格参入を検討

国内大手ゲーム会社のスクウェア・エニックスが5日、ブロックチェーンゲームへの本格参入を検討していることを決算説明会資料で明らかにした。

NFTとの高い親和性を認識

スクウェア・エニックスの2022年3月期 第2四半期決算説明会資料によると、NFTと同社アセットのシナジー効果を計る実証実験として、人気ゲーム「ミリオンアーサー」シリーズのNFTデジタルカード「資産性ミリオンアーサー」の第一弾を先月14日にリリースしたが、結果として高い親和性が認められ、今後は本格的な事業化フェーズに移行するとのことだ。

本NFTカードは、今後LINEグループのLVCが提供するNFTマーケットへの出品と、LINEの暗号通貨「LINK」でのトレードに対応する見込みとなっている。

ブロックチェーンゲームへの本格参入

スクウェア・エニックスでは、デジタルエンタテインメントを取り巻く環境の変化や、ゲームそのものが中央集権型から分散型へと更なる広がりをみせていることから、分散型コンテンツとしてのトークンエコノミーを前提としたブロックチェーンゲームに今後注力していくとのことだ。

出典:決算説明会資料

スクウェア・エニックスは、昨年3月にはブロックチェーン上にメタバース(仮想空間)を構築するブロックチェーンゲーム「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」に対し、現金と暗号資産(仮想通貨)で200万ドル(約2億2000万円)の投資を行っているが、先月28日にはFacebook(フェイスブック)がメタバースの開発強化などを視野に、社名を「Meta」に変更するなど、こちらの分野についても注目が高まっている。

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