スクウェア・エニックスなどがブロックチェーンゲーム「ザ・サンドボックス」に200万ドル出資!
ブロックチェーンゲームなどの企画、開発、販売を手掛けるアニモカ・ブランド(Animoca Brands)は、子会社のTSBゲーミング(TSB Gaming Ltd)が手がけるブロックチェーンゲーム、ザ・サンドボックス(The Sandbox)の開発資金としてスクウェア・エニックス(Square Enix)などから現金と仮想通貨で200万ドル(約2億2000万円)の資金調達をしたことを明らかにした。
およそ200万ドル!名だたる企業が出資
出資を行った複数の企業の中で注目は、世界中で人気のファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどを手掛ける大手ゲーム開発企業、スクウェア・エニックス。
ブロックチェーンのスタートアップや仮想通貨を取り扱う日本の投資ファンド、B Cryptos。
シンガポールをを拠点とするファンド、トゥルー・グローバル・ベンチャーズ。
調達した200万ドルは現金が83%、仮想通貨(BTC、USDT)が17%だったという。
多くの企業が出資する ザ・サンドボックス とは
ザ・サンドボックスはブロックチェーン上に構築された、ユーザー主体で作られる分散型仮想世界プラットフォームです。
ザ・サンドボックスは、ゲームの所有権をゲーム会社からプレイヤーに移動させる試みが注目されており、ゲーム内のキャラクター、アイテムや「LAND」という仮想世界の土地を、SANDというゲーム内で流通するユーティリティトークンを用いて、サンドボックスプラットフォームやマーケットプレイス上のデジタルコンテンツ(NFT)の売買などを行うことが出来る。
クリエイターは少額の手数料がかかるものの、制作したコンテンツの販売価格の100%を受け取ることができる為、すでに多くの土地が有名ゲーム会社などの複数の企業が購入している。
アニモカブランドの共同創立者兼会長である Yat Siu氏は次のように述べている。
「私たちは複数世代のように、Space Invaders、Final Fantasy、Arkanoidなどの素晴らしいゲームをプレイして成長しました。スクウェア・エニックスはサンドボックスに投資しました。B Cryptosからの投資と合わせて、The Sandboxを日本市場に投入することに近づきました。」
ザ・サンドボックスは、2020年後半に発売予定だ。