中国初、ブロックチェーン技術活用「顔認識レンタカーサービス」を開始」
中国のネット通販最大手・アリババが提供する決済サービス「Alipay(アリペイ)」と中国のレンタカープラットフォーム「Wukong(ウーコン)」は、ブロックチェーン技術を活用した世界初の顔認識レンタカーサービスを開始しました。
イーストマネーのレポートでは、中国の新年は1月25日に始まり、レンタカーの需要が増加。現在、車のレンタルには最大30分かかるとされている。そこで「Alipay」と「Wukong」との協力により、管理人なしでレンタカープロセス全体を行う事が実現しました。
このサービスは無人のレンタカーオフィスにて利用者は自分の顔をスキャンして、注文をするとわずか2分でレンタカープロセス全体を完了することができるという。
具体的には、支払いプロセスはAlipayの「顔認証決済システム」を通じて処理され、利用者はIDカードやクレジットカードを携帯する必要はないと説明されている。また処理確認されると、ドライバーは、例えばスマートフォンを介して車にアクセスし、ロックを解除できたりする設計がされている。
それに加えて、システムはブロックチェーン技術を利用している為、レンタルプロセス全体を追跡および記録します。これにより、取引に関する争いごとを防止することができる。
このサービスは現在、中国の雲南省昆明市のみで展開されており、今後は雲南省全体で徐々に利用可能になると予想されている。レンタカー業界全体の合理化が期待されています。
中国は「ブロックチェーン技術の世界的リーダーになる」という習近平国家主席の目標の達成へ着実に駒を進めている。