スニーカーショップ「atmos」、模倣品撲滅を目的にブロックチェーン活用「RFIDタグ」を試験運用!

スニーカーショップ「atmos」、模倣品撲滅を目的にブロックチェーン活用「RFIDタグ」を試験運用!

スニーカーショップ「atmos」、模倣品撲滅を目的にブロックチェーン活用「RFIDタグ」を試験運用!

12月20日よりスニーカーショップ「atmos(アトモス)」にて模倣品(海賊版)撲滅を目的として、ブロックチェーンを活用した「RFIDタグ」を試験運用する事が発表されました。

スポーツ・アパレル業界だけではなく、飲料業界や薬品業界にも模倣品が出回るようになり、メーカー・ブランドの売り上げに影響を及ぼし深刻化しています。

近年のスニーカーブームでは、特定のスニーカー等のレア商品が発売直後にプレミアム価格が付き、ファンを魅了していると同時に価格高騰を悪用しコピー品が流通している。

その為、ブロックチェーンを活用した「RFIDタグ」にはどのような使用でどのような真贋判定があり、どのくらい模倣品撲滅ができるのか期待と注目が集まります。

ブロックチェーンを活用した「RFIDタグ」の目的

「RFIDタグ」は東京に本社を置く「株式会社シティーデジタル」が特許出願をしている。今回、atmosで販売するスニーカーに取付する事により以下の目的がある。

  1. アトモスのブランド価値を高める
  2. コピー品を排除
  3. 消費者の安心感を高める

また、一般的なスマホで読み取れるRFIDタグを活用して、簡単に正規品証明を確認できる為、「安心感・透明性」あるブランド価値を実現する事ができるという。

もう少し具体的な使用方法としては、RFタグにスマートフォンをかざし、スマートフォンに表示されたリンク先へ飛ぶと製品情報とRFタグ固有のIDが表示される仕組みとなります。

特殊なブロックチェーンを使用している為、万が一atmosのRFタグが複製されても検証が可能とされている。

出典:atmos

新たにRFIDタグが付いているスニーカーには真のプレミアム価格が付くかもしれません。

atmosでのRFIDタグ試験運用は、12月20日(金)よりatmos千駄ヶ谷店にて販売予定のスニーカー「NIKE DUNK LOW LTHR /OW」(店頭販売分)よりスタート。

出典:シティーデジタル社プレスリリース

ブロックチェーン技術は、これまでも真贋判定に貢献しており、New Balance(ニューバランス)など活用していくとされている。今後さらにブロックチェーン技術を導入する企業が増加する事が予想されます。