NIKE、イーサリアムで「スニーカーをトークン化」する特許を取得!
大手スニーカーブランド「ナイキ(NIKE)」は、Ethereumブロックチェーン上でスニーカーをトークン化する特許を取得しました。
12月10日、米国特許商標庁の公式文書よると、ナイキはスニーカーにユニークなIDを生成し、スニーカーのためのイーサリアム規格ERC-721を作成する予定です。
人々はスニーカーを購入する事でこれらのトークンを「ロック解除」でき、これらのトークンを所有者IDにリンクして所有権を示すことがで、商品の真正性を保証する方法を提供ことを目的としている。
トークンはデジタルシューズを表すだけでなく、特定の属性、色、スタイル、背景など、デジタルシューズのいわゆる遺伝子型情報も記録できます。
この他にも「靴のデザインの使用許可する機能」や「靴の管理を委託する機能」などもあるという。さらに、スニーカーの「繁殖権」という機能があり、シリーズ化された「デジタルスニーカー」には生産制限を設けることが可能だと説明されている。
また、スニーカーが他人に販売された場合、関連するデジタル資産を取引することで譲渡が可能となっています。これらは、「デジタルロッカー」と呼ばれる仮想通貨ウォレットアプリに保存が可能となる。
ナイキは、2019年4月に仮想通貨やブロックチェーンに関連するサービスに使用する「CRYPTOKICKS(クリプトキックス)」という商標を申請しデジタル事業を展開しようとしている。
同社ウエブサイトによると、モバイルアプリとソーシャルメディア、デジタルマーケティング戦略を積極的に進めている。そして、デジタル事業は現在20億ドル(約2230億円)規模だという。
中国では、9月にナイキが米国との貿易緊張にもかかわらず四半期ごとに22%の収益を上げた為、有名ブランドが生産する限定版のシューズが熱狂しています。
今年の初め、中国はメディアは「ファッショナブルなスニーカーはすでに株式と先物の特性を獲得している」とニュースで報じて勢いがさらに増しているとした。