ナイキの「Air MaX 1」限定デザイン、VeChainのブロックチェーンで真贋証明

ナイキの「Air MaX 1」限定デザイン、VeChainのブロックチェーンで真贋証明

ナイキの「Air MaX 1」限定デザイン、VeChainのブロックチェーンで真贋証明

ブロックチェーンとIoTテクノロジーを専門とするVeChainが提供するブロックチェーンプラットフォームToolChainを活用したスニーカー「Air Max 1 ‘Cherry’」が発売される。

Kickz Stand(キックズ・スタンド)の発表によると「Air Max 1 ‘Cherry’」は、ナイキの人気スニーカー「Air Max 1」をベースに、2005年にナイキとコラボレーションしたStussyが発売した「SB Dunk Low」のデザインを受け継いだ限定モデルとなっている。

ナイキのライセンスを受けたオーストラリアのシューズメーカーChase Shiel(チェイス・シール)と、小売業者Kickz Standが共同で生産するという。

「Air Max 1 ‘Cherry’」は、「SB Dunk Low」の発売から15年の年月を経て、6月28日よりChase Shielのウェブサイトで限定販売される。

ナイキのスニーカーの人気モデルはプレミアがついて高額で取引されており、今回発売される「Air Max 1 ‘Cherry’」のベースとなった「STUSSY NIKE SB Dunk Low」は現在新品価格で10万円以上で取引されている。

スニーカーに埋め込んだブロックチェーン認証チップで真贋証明

「Air Max 1 ‘Cherry’」のシュータン部分にはVeChainの認証チップが埋め込まれている。

顧客や小売業者が、商品に埋め込まれたNFCチップの情報にアクセスするためには、VeChain Proというスマホアプリをダウンロードし、QRコードを読み込むことにより商品の詳細な情報にアクセスすることができる。

VeChainは高級ブランド品の真贋証明や、物流のサプライチェーン向けのブロックチェーンソリューションを提供しており、大手自動車メーカーBMWや、年間売上高世界最大の家電メーカーHaierをはじめとした多くの企業がその技術を導入している。