Ripple社、大手自動車メーカーら加盟のブロックチェーン国際団体「MOBI」に参加!
世界の大手自動車メーカーのホンダ、BMW、フォード、ルノーらが参加するブロックチェーンの国際団体「Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)/モビリティ・オープン・ブロックチェーン・イニシアチブ」にRipple社が参加していることが明らかになった。
Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)とは
MOBIは、2018年5月に世界規模の大手自動車メーカー4社と、他の多数の企業によって立ち上げられた国際的団体。
ブロックチェーン技術を用いてモノや人の移動をより環境に優しく、より効率的で、より低価格にすることを目標に掲げている。
2019年11月に米国にて「車の自動決済サービス」の実証実験が行われている。具体的に「高速料金・車の修理・ドライブスルーでの軽食」などの支払い履歴をブロックチェーン上に記録し、車両を充電する際などにまとめて支払う仕組みである。
世界企業80社以上の中に「Ripple社」も加わる
出典:MOBI
MOBIには世界企業80社以上が参加している。
大手自動車メーカーには“ホンダ、BMW、フォード、ルノーら”が加入しており、部品メーカーには”デンソーやBOSCHなど”が名を連ね、テック企業には、”IBM、ConsenSysら”複数社が参画している。ブロックチェーン関連企業としてHyperledger、R3、IOTA、Tezosもそのメンバーです。
この名だたる企業の中に「Ripple社」も参加している。
Ripple社からの公式発表は現時点で確認されておらず、MOBIの中でどのような役割を担うのかは明らかになっていません。しかし、送金・決済といった金融取引に特化していることから、金融関連で貢献する可能性が予想されます。
また、上記で記載してある「車の自動決済サービス」自動車の役割を移動手段としてだけでなく、シームレスな自動決済手段としての実装に向けて、Ripple社の技術が関わることが大いに期待される。