ブロックチェーン企業Gaudiy、ソニー・ミュージックエンタテインメントと業務提携を発表!

ブロックチェーン企業Gaudiy、ソニー・ミュージックエンタテインメントと業務提携を発表!

ブロックチェーン企業Gaudiy、ソニー・ミュージックエンタテインメントと業務提携を発表!

17日、2018年に設立しエンタメコンテンツ領域を中心にブロックチェーン技術を活用しさまざまなパートナー企業と提携しながら総合エンタメ体験を創出するGaudiy(ガウディ、東京・渋谷)は、ソニー・ミュージックエンタテインメントと業務提携したことを日本経済新聞が報じた

Gaudiyミッション「ファンと共に、時代を進める。」日本のアニメや漫画の海外展開へ

Gaudiyのミッションは「ファンと共に、時代を進める。」でありブロックチェーン技術を中心としたデジタル技術を活用しつつ、総合エンタテイメント領域のDXを推進していることで知られているが、今回ソニーの100%完全子会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(東京・千代田区)とブロックチェーン技術を活用し新たなエンタメ体験を提供するために今回の業務提携に至る。

ソニーミュージックといえば現在も多数の人気アニメ、音楽、ゲーム、キャラクターを保有しており、これまでにない新たなユーザー体験、エンタメ産業モデルの構築などの試みが期待される。

部分的ではあるがすでに2社は、ソニーミュージックグループに所属するアイドルグループのファンに対し、ブロックチェーン技術を活用した実証実験を始めており、今後はブロックチェーン技術を活用し日本のアニメや漫画産業の海外展開を加速させるとのことです。

Mantra社と業務提携、ベンチャーキャピタルSTRIVE社から3億円の資金調達を実施

Gaudiyといえば今月12日に漫画の多言語翻訳と海外販売を低コストかつ高速に実現するサービスの共同開発のためにMantra株式会社(東京・足立区)と業務提携を結び、16日には、ベンチャーキャピタル(VC)のSTRIVE株式会社より3億円の資金調達も実施したことも明らかになり話題に尽きない。

Gaudiyは動画配信サービスなどのプラットフォームに依存せずにファンと接点を作れるよう、アニメや漫画の知的財産権(IP)を持つ企業を支援し、ブロックチェーン技術を用いて、IPごとにトークンを発行してファンの活動意欲を高めるといった事業を構想し、トークンの活用でIPの海外展開がしやすくなるとみている。

ガウディはブロックチェーン技術の研究開発のほか、専用アプリの提供など、アニメやゲームのファンコミュニティー向けサービスを提供しており、今回のソニー・ミュージックエンタテインメントとの提携では、同社の持つエンタメのコンテンツごとのファン作りなどに協力する。Gaudiyの今後の動向から目が離せない。

 

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