GMO子会社が金融支援サービスをOEM提供、ブロックチェーンでコロナ被害の生産者を支援!

GMO子会社が金融支援サービスをOEM提供、ブロックチェーンでコロナ被害の生産者を支援!

GMO子会社が金融支援サービスをOEM提供、ブロックチェーンでコロナ被害の生産者を支援!

 15日、GMOクリエイターズネットワーク株式会社は自社が展開している金融支援サービス「FREENANCE(フリーナンス) byGMO」を、株式会社デナーダにOEM提供することが明らかになった

FREENANCEは、特定の企業や団体などに属さないで独立して仕事を請負っている個人事業主などを対象として金融支援を行うサービスである。

デナーダは九州において1次産業に従事して働いている人をITにより支援する業務を行っており、今回のOEM供給を受けることにより、「サポートペイpowered by FREENANCE」として提供を行うとのことです。

※OEM(オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング)とは、日本語では相手先ブランド製造などと訳されており、メーカーが自社以外のブランド製品を製造するということをさす。

 サポートペイpowered by FREENANCEの内容

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて仕事や収入が激減する人が増えている中で、「サポートペイpowered by FREENANCE」(以下サポートペイ)サービスは、仕事を請け負った漁業や農業などの1次産業に従事する生産者が、仕事の完成対価として請求する売掛金を、月末などまで入金を待機しなくても最短即日で現金化できるサービスである

即日払いには所定の審査が必要となっており、手数料は通常請求書額面金額の3.0%〜10.0%となっている。このサービスを利用することにより、どうしてもキャッシュが必要な場面には柔軟にキャッシュコントロールすることが可能になるといえる。

OEM提供が行われることとなった背景

我々の生活は、新型コロナウイルス感染の拡大を受けその様相は変化しているといえる。外食などに代表される一般生活者の消費活動は減少して、それに伴い漁業や農業をはじめとする1次産業に関わる生産者の多くが、生活が危ぶまれるほど収入の減少に直結する状況になっています。

デナーダは現在のこうした状況を鑑み、IT技術を1次産業に投入しサポートするサービスのみならず、資金繰りの面からも支援する決断を下して、GMOのFREENANCEをOEM提供受けることとしました。

漁業、林業、農業などの1次産業は、まさに国の根幹となってきた産業であり、これからも大変重要な産業分野です。今回の発表による資金繰りをサポートすることができる取り組みは、1次産業を守る取り組みとして大変評価されることでしょう

新型コロナウイルスとの闘いはまだ始まったばかりでかもしれません。これから先も相互にアイディアを持ち寄ることにより、日本全体の意識として対応していくことが必要であるといえます。