Web3に100億円投資発表の前澤氏、DAOの設立を呼びかけ

Web3に100億円投資発表の前澤氏、DAOの設立を呼びかけ

Web3に100億円投資発表の前澤氏、DAOの設立を呼びかけ

ZOZO創業者として知られ、株式会社スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏が30日、Web3分野のDAO(分散型自律組織)設立についてTwitterで呼びかけを行った。

少額投資でも参加可能な自律分散型のビジネスを

DAOとは、特定の所有者や管理者が存在しない分散型の組織で、ブロックチェーンのスマートコントラクトを活用して意思決定を行い、自律的にプロジェクトを推進する。

既存のDAOでは、暗号資産(トークン)の発行、所有することにより、各個人の意思決定や利益配分などを行っている。

今回前澤が呼びかけを行うDAOでは、Twitterフォロワーなどがそれぞれ1万円くらいの少額出資を行い、ビジネスのアイディアを募ったり、スマホを活用した作業などを行うことで得た利益をそれぞれ分配するという。

100億円規模のWeb3ファンドを設立

前澤氏は今月27日、Web3.0やメタバース領域の企業やプロジェクトを対象とした投資ファンド「MZ Web3ファンド」を設立し、総額100億円規模の投資を行うことを発表している。

投資方法としては、株式投資の他、NFTやトークンによる投資をあげており、Web3.0関連の事業や、VR、AR等のメタバース関連技術を活用したプロダクトやサービスを提供する企業に対し、最短で1週間以内に資金提供が可能だという。

前澤氏は昨年12月には、世界で初めて宇宙からNFTを発行したとして話題となっており、NFT関連事業にも積極的に投資を行っている。

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