コインチェック、NFTマーケットプレイスのβ版をリリース
国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するコインチェック株式会社が24日、NFT(代替不可能なトークン)を取り扱うマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」のリリースを発表した。
NFTと暗号資産を簡単に交換可能なプラットフォーム
NFTはブロックチェーンで管理され、ゲーム上のアイテムやコレクターズグッズ、デジタルアートなどをデジタルアイテムとして代替するもので、アートやスポーツなど幅広い分野で利用され、注目を集めている。
Coincheck NFTでは、複雑な取引や高額な手数料を支払うことなく、プラットフォーム上で暗号資産と簡単に交換することが可能で、暗号資産取引と一体型のNFT取扱サービスは国内では初とのことだ。
出典:プレスリリース
NFTの売買には下記の13種類の暗号資産が使用可能で、コインチェック口座を持つユーザーは出品、購入のネットワーク手数料が無料となる。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
幅広い分野で急速に拡大
アメリカン・コミックスMarvelやDCコミックスなどのアーティストによるNFTアート作品の高額落札や、英のテクノミュージシャンエイフェックス・ツイン (Aphex Twin)による楽曲とアートを融合させたNFT作品の販売など、様々な分野でNFTが活用される中、コインチェック以外にも、集英社がアート流通サービスを提供するスタートバーン株式会社と提携しマンガアートの販売サービスを開始するなど、国内でのNFT関連サービスも急速に拡大しており、今後の発展にも注目したい。