スターバックス、ブロックチェーンソリューションを用いてコーヒーの起源を追跡可能に!

スターバックス、ブロックチェーンソリューションを用いてコーヒーの起源を追跡可能に!

スターバックス、ブロックチェーンソリューションを用いてコーヒーの起源を追跡可能に!

25日、スターバックス(Starbucks)はマイクロソフトが提供するブロックチェーンソリューションを適用して、自社が取り扱うコーヒーのトレーサビリティが可能なシステムを導入することがBloombergの取材で明らかになった

このシステムを導入することにより、顧客は商品に使用された豆がどこからきて、どのように加工されたかを知ることが可能になります。

 追跡可能なブロックチェーンシステム

米国中のスターバックスの店舗でコーヒーを購入する顧客は、ブロックチェーンソリューションが導入されたコードを使用することにより、自分の豆がどこから来たのか、そして豆がどこで焙煎されたか、さらにはバリスタから醸造のヒントを得ることさえできるようになります

さらにこのシステムは生産者側に対してもリバースコードが発行されることにより、自分が生産した豆のトレーサビリティも備えているため、最終消費までの追跡が可能になります。

同社の副社長であるミシェル・バーンズ氏は次のように述べています、

「私たちは、ほぼ20年間、すべての農場から購入したすべてのコーヒーを追跡することができました。それにより、すべてのコーヒーの出所がわかっているという顧客への信頼と信頼を確実に提供する、ユーザーフレンドリーで消費者主導のツールを構築するための基盤ができました。」  

ミレニアル世代の消費者は、自分の食べ物がどこから来たのか、どのように育てられたのか、そして持続可能な方法で生産されているのかどうかを知ることにますます関心を寄せています

消費者が購入する商品に対してどのような倫理的な方法により調達されているかについて考えるようになれば、ブロックチェーンソリューションを用いたトレーサビリティシステムは急速に定着し始める可能性があるといえます。