ブロックチェーンプラットフォーム開発ToposWare、MJSより7.5億円資金調達を発表!

ブロックチェーンプラットフォーム開発ToposWare、MJSより7.5億円資金調達を発表!

ブロックチェーン・プラットフォーム開発ToposWare、MJSより7.5億円資金調達を発表!

ブロックチェーン開発のToposWare(以下、トポスウエア、東京都・文京区)は第三者割当増資で7億5000万円を調達したと発表した。

引受先は中小企業向け会計システムのミロク情報サービス(東京都・新宿区)。今後は資本提携を通じてブロックチェーンを生かした事業を共同開発する。

トポスウエア、調達資金で「ゼロ知識照明」技術事業化へ

トポスウエアは情報を送信することなく、当該情報を保有していることを証明するブロックチェーン技術に強みを持つ。調達資金でこの「ゼロ知識証明」といわれる技術を事業化し、法人向けにデータの改ざんを防ぎプライバシーを守るサービスを提供する。

トポスウエアは2019年創業のスタートアップ。テオ・ゴーチェ最高経営責任者(CEO)をはじめ社員の大半は海外出身で海外展開も進めている。代表で最高執行責任者(COO)の松村宗和氏は「クラウドサービスの次はブロックチェーンの時代になる」と指摘、調達資金を活用して顧客の掘り起こしも進める。

トポスウエア×MJSグループ、新たなイノベーション創出へ

昨今、経済や社会のデジタル化が急速に発展するなか、世の中のニーズの1つとしてより高度な情報セキュリティ基盤の構築が挙げられる。

またここ数年、ブロックチェーン技術は金融の世界を軸に応用され、いまでは医療、公共事業、流通、製造など幅広い分野での活用がめざましい状況だ。

トポスウエアは行政機関のみではなく企業や個人に向け、ブロックチェーン・ネットワークを開発し、「ゼロ知識照明」という暗号理論を活用し、強固なデータ秘匿性を担保する強みを持っているのが特徴だ。対してMJSグループは、「統合型DXプラットフォーム」構築を目指し、DX時代にふさわしい総合的なソリューションサービスの提供を目指している。

今回の2社の資本業務提携により両社の強みを生かし新たなイノベーションを起こし、こういった「強み」の掛け算は今後も増え続け我々を楽しませてくれるだろう。

 

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