「Anique」、デジタルアート売買金額をアーティストに還元できる「オファー機能」正式受付開始

「Anique」、デジタルアート売買金額をアーティストに還元できる「オファー機能」正式受付開始

「Anique」、デジタルアート売買金額をアーティストに還元できる「オファー機能」正式受付開始

Anique株式会社は、自社が管理・運営を行うサービスである「Anique」において、デジタルアートを作成したアーティスト対して、その作品の取得を希望するユーザーが、購入意思と金額を申し込める機能である、「オファー機能」をリリースしたことを発表した。

購入を申し込んだデジタルアート作品は一点物となっており、世界で唯一自分だけが保有することが出来、そのデータは、ブロックチェーンで管理されている「デジタル所有権」によって所有権を獲得することになります。

デジタルアート作品の売却代金の一部がアーティストに還元

今回発表されたオファー機能は、デジタル所有権を保有する現在のオーナー(所有権者)に対し、購入を希望するユーザーが購入意思と金額を申し込む機能となっており、アニメ・漫画・ゲームなどのデジタルアート作品を、ブロックチェーンで運用が行われる流通市場にて売買取引をすることが可能になりました。その際に売却代金の一部が創作を行ったアーティストに還元することとなっています。

出典:Anique

これまでに扱った特典付きデジタルアート作品として、以下のようものがあります。

  • 進撃の巨人
  • serial experiments lain
  • STEINS;GATE
  • 魔法使いの嫁
  • ロボットガールズ
  • 七つの大罪
  • けものフレンズ

このうち、すでにオファーが成立している取引作品もあるため、アーティストに対する新しい支援の形が実現されるとのことです。

オーナーにだけ認められる特典

新たにオーナーになる人にだけに認められる特典として、額装セル画などの特別な商品を注文して購入することができます。これによって、自分だけの特別な絵として作品を飾るという経験が可能になります。

現在のオーナーに関しては、その後オーナーがデジタルアート作品を売却した場合でも、ブロックチェーンで売却の履歴管理が行われているため、歴代のオーナーとして証明され続けることになります。

オファー機能について

オファー機能とは、ブロックチェーンで管理されているデジタル所有権を、現在のオーナーから次のオーナーへと、売却により移転することができる機能になります。

新たにデジタルアート作品の取得を希望する人が、購入希望額をオファーし、その購入希望額のオファーで売却することを現在のオーナーが承認した場合に、デジタル所有権の移転が行われることになります。

現在のオーナーは最も高く設定された購入希望額のオファーのみを受け付けることができ、また、新たなオーナーになろうとする人は、オファー中でも購入希望額の変更することができ、現在提示している希望金額以上の値で、再度オファーをしなおすことも可能となっています。

今回リリースされたサービスは、創作者に対する新しい支援の形も示すことができ、この支援の方法が浸透していけば、今後もデジタルアート作品を巡る市況は活発化していくことが期待される。

Aniqueの公式サイトはこちら