bitFlyer Blockchain「miyabi」、独自コンセンサスアルゴリズムの試用環境を公開へ!
1日、株式会社bitFlyerは自社が提供するエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」をより多くのユーザーに知ってもらうために、試用環境を公開することを発表した。
エンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」とは
bitFlyer Blockchain「miyabi」とは、独自のコンセンサスアルゴリズム「BFK2」により、毎秒4,000件ものトランザクションをブロックに刻むことが可能なシステムとなっており、圧倒的な処理速度を誇っています。
また資産管理を有効に行うための機能を標準に搭載しており、各種のバリデーションでトランザクション自体の安全性も確保し、サービスの開発とセキュリティ対策の両方を実現しています。
そして、顧客ニーズに合わせて柔軟にガバナンスの自由設計も可能であり、様々なインデックス機能を搭載することにより、ブロックチェーンが苦手とするデータの検索も高速に行うことが可能なシステムとなっています。
※バリデーションとは検証など、妥当性を確認することを指します
試用環境を公開する理由
「miyabi」は、令和2年4月8日より既にスタートアップが完了しており、クラウドサービスの提供を開始していたが、他社が提供しているブロックチェーン技術との比較検討や、もっと気軽に「miyabi」を使ってみたい、マニュアルを拡充して欲しい、 GUIで利用できるようにして欲しいなどのユーザーからの要望に応える形で今回の開発を行い、この度「miyabi」プレイグラウンドを公開することとなったとのことです。
圧倒的なトランザクションスピードを誇る「miyabi」の技術は、金融取引におけるセキュリティートークン、サプライチェーンにおける商品の状況把握など、様々なユースケースで利用可能であり、改ざんすることができないブロックチェーンの効用とあわせ、その価値はますます増加していくといえるでしょう。