エイベックス、ブロックチェーン×AIで「次世代著作権管理システム」の実証実験!

エイベックス、ブロックチェーン×AIで「次世代著作権管理システム」の実証実験!

エイベックス、ブロックチェーン×AIで「次世代著作権管理システム」の実証実験へ!

23日、エイベックス子会社のエイベックス・テクノロジーズとVobile Japan・NexToneの3社は、ブロックチェーンとAI を活用した次世代の利用楽曲特定、および音楽著作権管理システムの構築を目的とした基本合意書を締結したことを発表した。

エイベックス・テクノロジーズ

Avex Technologies(エイベックス・テクノロジーズ)

ブロックチェーン技術を活用し、特定のデジタルコンテンツに証明書を付与する技術「A trust(エー トラスト)」

エイベックス・テクノロジーズ、Vobile Japan、NexTone、ブロック ...

Vobile Japan(ヴォバイルジャパン)

動画・静止画・音声等を識別するための AI 技術「MediaDNA™(メディアディーエヌエー)」

MCJP~リンク

NexTone(ネクストーン)

著作物や音楽コンテンツの「管理」と「利用促進」を融合させたサービス

これらの3社の特性を活かして今後、「次世代著作権管理システム」の実証実験を実施していくという。

複雑化するデジタルコンテンツの著作権管理

昨今、コンテンツが多様化することにより、音楽著作権の管理が複雑化していることや音楽著作物の演奏利用では、発生する膨大な利用データの処理に人手を使った著作権管理手法だけでは十分な管理が行えない課題が浮き彫りになっている。

そこで、実証実験を行うことにより、透明性高く、より確実に権利元へ還元できる仕組みを構築することを狙いとする。

JASRACもブロックチェーン活用の音楽作品管理

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2019年10月に音楽作品に関するデータについて、信頼性や透明性を高めることや、データ流通のプロセスの効率を高めることで、権利者に対する著作物の使用料分配について、より正確で信頼できるものにすることを目的として、ブロックチェーン活用した実験を行っていた。

また、2020年2月から3月にかけて、音楽作品情報の登録や共有について、ブロックチェーンを用いて管理を行う実証実験を実施することも発表している。