ブロックチェーン企業Dapper LabsがUFCと提携、デジタルグッズを提供
ブロックチェーンベースのゲーム等の開発を行っている「Dapper Labs」が、アメリカに本部を置き、実力・人気共に世界最大の総合格闘技団体「UFC」とパートナーシップを結び、デジタル化されたグッズやファンサービスを提供することを発表した。
We’re getting in the Octagon 🥊@UFC joins us, @nba_topshot, and @warnermusic in our mission to bring a world of entertainment to blockchain. Coming soon to @flow_blockchain…
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— Dapper Labs (@dapper_labs) February 25, 2020
デジタルグッズの提供に適した新しいプラットフォーム
Dapper Labsはイーサリアムベースをベースとしたブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」を開発したことで知られ、今回同社が開発した新しいブロックチェーンプラットフォーム「Flow」を用いてサービスが提供される。
Flowは、ゲームやデジタルグッズなどのコンシューマアプリケーションのブロックチェーンスケーラビリティの問題に対するソリューションとして開発されたもので、このサービスを利用してUFCファンがブロックチェーン上の本物の限定版デジタルグッズ等をリアルタイムに購入、取引、所有できるようになる。
Dapper LabsはこれまでにもワーナーミュージックやプロバスケットボールのNBAとパートナーシップを結び、デジタル化されたグッズやサービスの提供を行ってきたが、今回UFCがFlowで発表されたプロスポーツの最初のグローバルブランドの1つとなった。
世界最高峰の人気を誇る格闘技団体UFC
UFCは3億人を超えるファンと、8千万人を超えるソーシャルメディアのフォロワーを持っていると言われており、世界各国でイベントが行われ、170ヶ国以上でテレビ放送されている。
UFCの消費者製品責任者のTracey Bleczinski氏は次のようにコメントしている。
「UFCがスポーツテクノロジーの革新者であることを誇りに思います。Flowは、ファンに最高のエンターテイメント体験を提供してくれるもう一つの手段となるでしょう。」