Algorand、ブロックチェーンにより世界のカーボンニュートラルを支援

Algorand、ブロックチェーンにより世界のカーボンニュートラルを支援

Algorand、ブロックチェーンにより世界のカーボンニュートラルを支援

大手ブロックチェーン企業Algorand(アルゴランド)が、スペインのフィンテック企業ClimateTrade(クライメートトレード)と提携し、CO2削減を通じて企業の持続可能性への取り組みの効率を向上させることを発表した。

環境プロジェクトに尽力

ClimateTradeは、ブロックチェーンソリューションによってカーボンマーケット(炭素市場)に透明性とトレーサビリティをもたらすという点で市場をリードしており、イベリア、メリア・ホテルズ、キャビファイ、テレフォニカなどの大企業にサービスを提供している。

Algorandは、ネットワークの柔軟なアーキテクチャ、低いトランザクション料金、スケーラブルなトランザクションパフォーマンスなどから、ClimateTradeの主要なインフラとして選択されている。ClimateTradeは、ユーザーが最適なカーボン・クレジットを選択することで、Algorandのカーボン・フットプリントを直接オフセットできるマーケットプレイスへのアクセスを提供し、ユーザーはプライベートなダッシュボードですべての取引の記録を見ることができるという。

カーボン・フットプリント:製品のライフサイクル全体の温室効果ガス排出量からCO2排出量を換算して表示したもの。直訳すると「炭素の足跡」。

企業のSDGs達成を支援

両社はカーボンネガティブネットワークを実現するために、各エポック(一定量のブロック)のチェーン上のAlgorandのカーボン・フットプリントの証明書を用いて、持続可能性オラクルを実装し、企業のCO2排出量の目標達成を支援していく。

Algorand の創設者であるSilvio Micali氏は次のようにコメントしている。

「私たちは、グローバルな分散化ネットワークとして広く使用されているブロックチェーンの、環境への影響を測定するメカニズムが微妙で複雑であることを理解しています。だからこそ、私たちはClimateTradeと協力して、環境に配慮した取り組みを継続し、倍増させています。」

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