OKExが中南米の法定通貨に対応!ビットコイン、イーサリアムが購入可能に

OKExが中南米の法定通貨に対応!ビットコイン、イーサリアムが購入可能に

OKExが中南米の法定通貨に対応!ビットコイン、イーサリアムが購入可能に

大手仮想通貨(暗号資産)取引所OKExが、デジタル資産の決済ソリューションをグローバルに展開するSettle Networkと提携し、中南米の法定通貨をサポートすることを発表した。

新たに3つの法定通貨をサポート

今回サポートされる法定通貨はアルゼンチンペソ(ARS)、ブラジルレアル(BRL)、メキシコペソ(MXN)の3つで、ユーザーはOKEx、Settle Networkの製品であるLatamexのフィアットゲートウェイを利用し、銀行振込によってビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)と交換することができるようになった。

Settle Networkは、ラテンアメリカ全域に展開する大手デジタル資産決済ネットワークであり、法定通貨と暗号資産の交換や、国境を越えたクロスボーダー取引の決済サービスなどを提供している。

今回フィアットゲートウェイの構築により、ラテンアメリカ諸国の金融インフラを活用し、従来の資産とデジタル資産の間にプログラムによる相互運用性を提供することを狙いとしている。

これについてOKExのCEOであるJay Hao(ジェイ ハオ)氏は次のようにコメントしている。

「OKExの重要な目標の1つは、ブロックチェーン主導の経済を促進することにより、誰もが仲介なしの金融サービスを享受できるようにすることです。そのためには、より多くの国や地域のユーザーをカバーするために、暗号通貨と法定通貨間の交換のしきい値を下げることが不可欠です」          

ラテンアメリカ圏の金融事情

現在、世界中で約20億人の成人が銀行口座を持っておらず、その中でもラテンアメリカ人が多くの割合を占めており、仲介者を必要としない暗号通貨は、金融サービスの分野でますます重要な役割を果たし始めている。

現在OKExでは世界中の多くの法定通貨をサポートしており、今後もより多くのユーザーがより便利に暗号通貨を購入できるように、法定通貨の適用範囲を拡大していきたいとのことだ