テザーゴールド(XAU₮)が金ペッグ通貨の中で時価総額がトップに!

テザーゴールド(XAU₮)が金ペッグ通貨の中で時価総額がトップに!

テザーゴールド(XAU₮)が金ペッグ通貨の中で時価総額がトップに!

テザー社発行のゴールド(金)ペッグする仮想通貨「Tether Gold(テザーゴールド/XAU₮)」は、今年の1月にローンチしたばかりだが、他の金ペッグ通貨を追い越し時価総額でナンバーワンとなった。

最も近いライバルともいえる「PAX Gold(パクソスゴールド/PAXG)」の時価総額が1800万ドル(約19億円)に対し、テザーゴールドは2500万ドル(約27億円)の時価総額に達した。

このテザーゴールドの時価総額上昇の要因の一つとして、1月下旬にXAU₮の証拠金取引を開始したBitfinexから受けたサポートが関係している可能性があるという。

CoinMarketcCapによる仮想通貨全体の時価総額ランキングは現在(2020年3月5日時点)で2141位となっている。

テザーゴールドは、ゴールドと連動する仮想通貨として、実物の金を裏付け資産として発行される。 裏付け資産とされる金は、最高クラスのセキュリティと脅威への対策を採用した、スイスの金庫で安全に保管されているという。

「XAU₮」は、EthereumのERC-20トークンおよびTRONのTRC20トークンの2種類のブロックチェーンで発行され、1XAU₮=1トロイオンスとして取引される。

将来、時価総額は1億ドルと予想

テザー社のCTOであるPaolo Ardoino氏はU.Todayと共有されたプレスリリースでで、テザーゴールドの役割と今後の展望について以下のよう述べている。

テザーゴールドは素晴らしいスタートを切っています。

特にリスクの分散と政治的不確実性に対する資本の安全性に対する投資家の関心が高まっている

・・・テザーゴールドはリスクとボラティリティの観点から多様化を提供しており、少なくとも1億ドルの時価総額に達することを期待している。

投資家の間で景気低迷を取り巻く懸念が高まる中、ゴールド(金)にペッグされて仮想通貨の需要はここ数か月で増加。さらに、コロナウイルスの発生は世界的なサプライチェーンに影響を与え、市場の低迷につながっています。

その結果、投資家が安全な避難場所の資産を探し始めたため、金の価格は過去12か月で約24%上昇しました。現在(2020年3月5日時点)1オンスあたり約1,638ドル(約17万5千円)で取引されています。