Coinbase、Visaカード発行権のある主要メンバーに認定:仮想通貨企業初

Coinbase、Visaカード発行権のある主要メンバーに認定:仮想通貨企業初

Coinbase、Visaカード発行権のある主要メンバーに認定:仮想通貨企業初

サンフランシスコに拠点を置く仮想通貨取引所Coinbaseは、Visaの主要メンバー(プリンシパルメンバー)として最初の仮想通貨企業になった事を公式ブログで発表した

プリンシパルメンバーとは、Visaとライセンス契約を結び、直接Visaカードを発行できる権限を得る登録企業のこと。厳密な審査を通過した企業にのみ与えられるメンバー登録証のことです。

このメンバーシップにより、Coinbaseはデビットカードの発行に関して高価な仲介業者を削減できるようになります。これにより、ユーザーはVisaが受け入れられる場所であればどこでも仮想通貨で支払うことができます。

また、他の企業(仮想通貨企業も含む)にデビットカードを発行できる発行権も有することになる。

Coinbase Visaカードは、米国では利用できないが、イギリス、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、スウェーデン、スペインなどの欧州各国を中心に29か国で利用可能であり、ユーザーはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインなど「10」の仮想通貨を使用できます。

Coinbase Visaカードは発行された枚数の半数以上が定期的に使用されており、使用頻度が高い国としてイギリスが報告されている。

メンバーシップを受け取ったCoinbase UKのCEOであるZeeshan Feroz氏は、現在のビットコイン(BTC)での決済方法は非流動的であると考えており、Coinbase Visaカードにより、その非流動的な仮想通貨決済を流動的に変えていくことを目標にしている。

また、現在の仮想通貨決済カード市場は飽和状態にある中、Coinbaseのように人気のある取引所が扱うことは、競合よりも優位性があるといえる。

このメンバーシップによりCoinbase Cardのユーザーは多くの機能を提供され、追加サービスなどにより進化した仮想通貨の支払い体験できることで、仮想通貨の普及促進されることが期待されます。