2018年、Bitcoinの価格が80%以上下落するとい事を的確に予想した71歳のベテラントレーダー Peter Brandt氏は、今後2年間でBitcoinの価格が最大50,000ドル(約550万円)まで達する可能性があると予想した。
Peter Brandt氏、テクニカル分析を得意としており、2018年Bitcoinの大暴落について以下のようなツイートをしていた。
「放物線を描いた急上昇を向ければ、80%以上の暴落が引き起こるであろう。価格は3,933ドルまで下落する。」
実際にBitcoinの価格は2017年12月には、過去最高価格である19,870ドル(約220万円)を記録したが、そこから大暴落。80%近い下落をみせ、Bitcoinの価格は3,200ドル(約36万円)の底値を記録している。
それからBitcoinは、長い間弱気相場が続き、去年11月以来初めて5,000ドル(約55万円)台を突破し、これまでのところ上昇を続けており、一部のアナリストからは「仮想通貨の冬の時代」が終えたとの声も挙がっている。
そんな中、Peter Brandt氏は4月2日のBitcoin急騰後に以下のようにツイートしている。
Either from Dec ’18 low or from retest of same (circa analog dbl bottom in 2015) it would not surprise me if $BTC enters a new parabolic phase. $btcusd pic.twitter.com/XV89Qz7P4n
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) 2019年4月5日
「2015年に底を付けた時のチャートと比較すると、Bitcoinが新しい放物線を描き、再び上昇しても驚かないだろう。」
また、Yahoo!Financeの取材では、上記のTwitterのチャートについても比較分析している。
「2017年12月から2018年にかけて起こった事は、2013年から2015年にかけての弱気相場で起きた事とよく似ています。弱気相場では10回の上下動が連続して見られました。」
「この類似性は非常によく保たれていると思われる。そしてこれらの類似点の研究に基づき、仮想通貨は現在、放物線上の強気相場に戻っていると考えられる」
その上で、今後2年間でBitcoinの価格が最大50,000ドル(約550万円)まで到達する可能性があると予想した。